自分が会社で事故に合い3日間意識がなかったことがある。会社で設備の解体作業をしていたら近くで溶接の火が溜まっていたガスに点火して大爆発を起こして近くにいた作業員が皆吹き飛ばされた。その時ははっと気が付いたらものすごい爆風と熱い火が迫ってきてあっという間に火に包まれて10メートルぐらい飛ばされていた。後で聞いたら飛ばされていたから助かったと言われ、飛ばされずにいた者は全身を焼かれ炭になっていました。まだ自分も若く死んだ者も新婚さんがいました。飛ばされた後は意識もなくどうなったかは分りません。しかし夢の中でなんか雲の上にいるような気がしていました。何も聞こえないのです。誰もいないのです、声も出ないのです、空を飛んでいるような感じです、そんなことを3日間過ごしたらかすかに近くで自分を呼んでる声が聞こえたのです。ふと目を開けたら妻がこちらを心配そうに見ていました。その時は子供が生後3か月で子供を抱きながら自分の両親と共に病院のベッドに居ました。意識が回復して妻に泣かれ、子供もつられて泣いて、両親も良かったと泣いていました。しかし同僚の内2名が亡くなり、自分と同じ生後数か月の子供がいる者もいました。それを考えると喜べませんでした。事故の原因はガス漏れと溶接工事の管理不足でした。意識不明の時に自分を助けたのは偶然ではないと思います。先祖の霊が守ってくれたと思います。退院後すぐに妻を連れて先祖代々の墓にお参りしました。
夢の中でなんか雲の上にいるような気が
