「ママ、そこに知らない人が立ってたよ」――そんな子どもの一言に、あなたはどう反応するでしょうか?大人が見えないものを「見える」「感じる」と言う子どもたち。その感覚は、時として家族を驚かせ、不安にさせることもあります。
今回は、実際に霊的な感覚を持ち始めた子どもと向き合った保護者の体験談を紹介しながら、どのように受け止め、支えていけばよいのかを探っていきます。
寝言で話す“誰か”の存在
東京都在住のSさん(女性・40代)は、小学1年生の娘がある日突然、夜中に寝言で「もう来ないで…」とつぶやくのを聞き、驚いたといいます。その後、娘は「夜になるとおばあさんが来る」「怖くないけど、ずっと見てくる」と話すように。
Sさんは心配になり、最初は小児精神科に相談。しかし医学的な問題は見つからず、霊感がある知人を通じて、電話占いの霊能力者に相談することに。結果、「その子は生まれながらに霊感が強いタイプ。祖母の霊が心配して現れている」と伝えられ、供養と浄化を行ったところ、現象はぴたりと止まったといいます。
お墓参りで突然泣き出す息子
福岡県のTさん(男性・30代)は、3歳の息子と一緒にお墓参りをしていたとき、息子が突然泣き出し「ここ、こわい!」と叫んだそうです。それまで明るく元気だった息子が、以後しばらく夜泣きや人見知りをするように。
地元の霊能者に相談したところ、「墓地の霊的なエネルギーに敏感に反応しただけで、悪い霊ではない」と言われ、家で行える簡単な浄化方法を教えてもらいました。数日後には息子の様子も元に戻り、家庭に再び平穏が戻ったとのことです。
学校で起きた不思議な話
愛知県のYさん(女性・40代)は、娘が学校の図書室に入ると毎回体調が悪くなると訴えたことをきっかけに、「もしかして」と思ったそうです。家族の誰も霊感はないため、最初は信じていませんでしたが、担任の先生から「他の子も同じことを言っている」と聞き、調査開始。
ネットで見つけた電話占いサービスを通じて、霊視を行ったところ「図書室には古い本に憑いた霊的エネルギーが滞っている」とのこと。娘に簡単なプロテクション(結界のイメージ)を教えたところ、不思議とその後は体調を崩すことがなくなりました。
まとめ
子どもが持つ霊的な感覚は、大人には理解しづらく、戸惑うことも多いでしょう。しかし、「子どもだからこそ見える・感じる世界がある」という視点を持つことで、彼らを守り、育むことが可能になります。
スピリチュアルな問題に対して否定的になるのではなく、必要に応じて信頼できる専門家に相談する姿勢が、親としての冷静さと愛情を示す方法のひとつなのです。