
こんにちは!霊能者のニャンドロメダです。
突然ですが、その除霊、もし効果がなかったらどうしますか?
除霊には、神社や寺院、霊能力者にお願いするものから、自分で行うものまで、数多くの方法があります。
しかし、それぞれが何を目的としていて、どのような考え方から行われているのかを明確に理解して使っている方は、それほど多くないと思います。
同じ「除霊」と呼ばれていても、神社のお祓い、お寺の加持祈祷、霊能力者による除霊、自宅で行う浄化では、意味合いがかなり違います。
この記事では、それぞれがどのような考え方で行われているのか、昔から伝わる方法、ネット上で広まった方法、私自身が霊能力者としてどう考えているのかまで含めて詳しく整理します。
なお、霊や除霊の効果を科学的に確認することは難しいため、この記事では伝承・宗教上の考え方・利用者の体験・私自身の見解を区別しながら紹介します。
体調不良や強い不安などがある場合は、霊的な原因だけに限定せず、必要に応じて医療機関などにも相談してください。
神社・お寺・霊能力者の違いを知りたい方、自分でできる浄化方法を探している方、どこまで自分で対応すべきか迷っている方は、近いところから読んでください。
セルフ除霊とお祓い、霊能力者による除霊の違い
まず、セルフ除霊と神社・お寺のお祓い、霊能力者による除霊の違いを知っておくことが重要です。
なぜなら、それぞれ「何を祓うのか」という考え方が違うからです。
セルフ除霊・セルフ浄化
セルフ除霊は、一般の方が自分自身や部屋などを浄化する目的で行うものです。
セルフ除霊として紹介される方法の中には、昔から伝統的に行われてきたものもあれば、2ちゃんねるなどのネット文化の中で生まれた、半分ネタのような方法まであります。
塩、お香、日本酒、掃除、音などが代表的です。
私は、こうした方法の多くは「強い霊を直接取り除く」というより、自分や場所の状態を整える浄化として考える方が分かりやすいと思っています。
「スッキリした」「気分が変わった」という体験談もありますし、日常的な気分転換や環境改善として役立つものもあります。
神社やお寺のお祓い・祈祷
次に神社やお寺のお祓いです。
神社では祝詞や大麻(おおぬさ)などを使った祓い、お寺では宗派によって読経や護摩、加持祈祷などが行われます。
これは「霊を直接つかまえて取り除く」という考え方だけではなく、罪穢れを祓う、神仏へ祈願する、心身や場を整えるという意味合いも強いです。
神社や寺院でお祓いを受け、「清々しい気持ちになった」「気持ちが切り替わった」という人もいます。
霊能力者による除霊
霊能力者による除霊は、相談者の状態を霊視したうえで、霊的な原因があると判断した場合に行うという考え方です。
対面で行う人もいれば、電話やオンライン相談のあとに遠隔で行うと説明する人もいます。
この方法の特徴は、まず「本当に霊的な問題なのか」を確認しようとする点です。
もし原因が霊ではなく、体調・人間関係・仕事・生活環境などにあるなら、除霊だけを繰り返しても問題は解決しません。
何が原因なのかを先に見極める。
これは除霊方法を選ぶうえでも重要だと思います。
有料で除霊・お祓いを依頼する場合
有料でお願いする場合は、神社、お寺、霊能力者という選択肢があります。
それぞれ依頼方法や考え方が違うため、自分が何を求めているのかを整理してから選ぶ方がよいでしょう。
料金については場所や内容によって大きく違います。
古い情報だけを見て現在の相場だと考えず、必ず依頼前に最新料金を確認してください。
また、高額な祈祷・除霊・商品などを突然勧められた場合は、その場ですぐ決めず、別の相談先にも確認することをおすすめします。
神社の場合

illust ACより
神道では、一般的に「除霊」という言葉よりも、「お祓い」「祈祷」「厄祓い」「清祓」などの形で行われることが多いです。
神社では、祈願・祈祷・お祓いの初穂料がホームページなどに掲載されていることも多く、料金を確認しやすいという特徴があります。
依頼するときに、
「除霊してください」
と直接伝えるより、
「最近調子が悪く、不幸事が続いているので、お祓いをお願いしたい」
と相談する方が受け付けてもらいやすい場合があります。
一般的には、大祓詞などの祝詞を奏上してもらったり、大麻(おおぬさ)を使ってお祓いをしてもらったりします。
内容によっては、その人の状況に合わせた祝詞を奏上して祈願する場合もあります。
大祓詞と大麻は何をしているのか
大祓詞は、神道において罪や穢れを祓うために用いられる代表的な祝詞です。
ざっくり言えば、罪や穢れがどのように生じ、それを祓戸大神などの神々によって祓い清めてもらうかを語る内容です。
大麻(おおぬさ)は、お祓いの際に使われる祭具です。
対象に付いた穢れを祓い清める象徴的な役割を持っています。
神社でのお祓いは、必ずしも「霊がいたかどうかを確認して除去する」というものではありません。
それでも、お祓いを受けて気持ちが切り替わった、清々しく感じたという体験をする人はいます。
「とにかく一度気持ちや場を整えたい」という場合は、神社のお祓いは利用しやすい方法の一つです。
お寺の場合
お寺の場合は、宗派や寺院によって対応がかなり違います。
「お気持ちで」とする寺院もありますが、最近は祈祷料をホームページに明記するところも増えています。
また、「除霊してください」と言ってすべてのお寺が対応するわけではありません。
宗派や寺院の考え方によって、護摩祈祷、加持祈祷、祈願、読経など対応方法が異なります。
例えば真言宗・天台宗系の寺院では護摩祈祷や加持祈祷を行うところがあります。
一方、浄土真宗では一般に現世利益を目的とした祈祷を中心としないため、「除霊」を依頼する場所としては性格が異なります。
曹洞宗など禅宗系でも、寺院によって対応は異なります。
そのため、宗派名だけで判断せず、実際にその寺院がどのような祈祷を受け付けているのか確認してください。
お寺での祈祷も、必ずしも「霊を視認して取り除く」というものではありません。
それでも、読経や祈祷を受けることで気持ちが落ち着いたという人もいます。
霊能力者に相談して除霊してもらう場合

霊能力者の中には、除霊を専門分野としている人がいます。
神社やお寺で受け付けてもらえなかった内容について相談する人もいます。
対面だけでなく、電話相談のあと遠隔で除霊を行うと説明する人もいます。
霊能力者へ相談する場合、私が重要だと思うのは、いきなり「霊が憑いています」と決めつけない人を選ぶことです。
まず現在起きている現象を聞き、霊的な問題なのか、それ以外の原因なのかを確認する。
霊的な原因ではないと判断した場合に、無理に除霊を勧めない。
こういう対応をしてくれる人の方が相談しやすいと思います。
なぜなら、霊以外の問題であれば、いくら除霊を繰り返しても、苦しさと費用と時間だけが増えてしまう可能性があるからです。
以下のような電話相談サービスでは、鑑定後に必要だと判断した場合、追加料金なしで浄化・除霊を行うと案内している先生もいます。
サービス内容や初回特典は変更される場合がありますので、利用前に必ず公式情報を確認してください。
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相談する場合も、「必ず霊がいるはず」と決めつけず、何が原因なのかを確認する目的で利用するくらいがよいと思います。
料金が事前に分かるか、追加料金があるか、恐怖をあおって高額な契約を急がせないかを確認してください。体調・法律・金銭など現実的な問題がある場合は、それぞれの専門家にも相談してください。
セルフ除霊・セルフ浄化
気軽にできるのが、セルフ除霊です。
ただ、私自身は、一般の人が自宅で行える方法については、強い霊を直接除去するというよりも、邪気・衰気・殺気・罪穢れなどを整える「浄化」と考える方が分かりやすいと思っています。
私が考えるセルフ除霊の4つの対象
邪気
身体が疲れている、コリがある、気分が重いなどの状態を、昔から「邪気がたまっている」と表現することがあります。
入浴、食事、休息、マッサージなどで身体の状態が整い、結果としてスッキリすることがあります。
衰気
元気がない、場に活気がない、なんとなく沈んでいる状態を「衰気」と表現することがあります。
殺気
部屋が汚れている、空気がよどんでいる、居心地が悪いと感じる状態を、「殺気がたまっている」と捉える考え方があります。
掃除、換気、香り、音などは、こうした場の状態を変える方法として使われます。
罪穢れ
神道では、罪や穢れを祓い清めるという考え方があります。
祝詞、神社参拝、善行、寄付、読経などを通じて、自分自身の気持ちを立て直す人もいます。
邪気・衰気・殺気・罪穢れを整えることで、少なくとも「霊が寄りつきやすいと本人が感じる環境」を変えることはできます。
セルフ除霊として使われるものを大きく分けると、
- お香やアロマなど、香り・煙
- 酒・アルコール類
- 経・祝詞・真言
- 塩
- 掃除・消臭など環境を整えるもの
- 音
- その他の民間・ネット上の方法
に分けることができます。
ここからは、それぞれ詳しく見ていきます。
香りや煙を使った浄化

illust ACより
昔から、香りや煙を浄化に使う文化は世界各地にあります。
フランキンセンス、ホワイトセージ、ティートゥリー、ローズマリー、白檀(サンダルウッド)、ナグチャンパなどがよく挙げられます。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱~補助的
タバコの煙
教派神道系の教団「大本」の出口王仁三郎は、タバコをふかすことについて邪気払いの意味を語ったとされます。
一方、タバコには健康上のリスクがあります。
邪気払いを目的に新しく喫煙を始めることはおすすめしません。
昔の宗教家や霊的実践者の中に、煙を象徴的に利用する考え方があった、という歴史的な話として見る方がよいでしょう。
ニャンドロメダ私見:おすすめしない
ピューリファイ
レモン、ライム、パイン、シトロネラ、ティートリー、シラントロなどを組み合わせたブレンドオイルが、浄化用として紹介されることがあります。
香りによって部屋の印象が変わり、「スッキリした」と感じる人もいます。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
ホワイトセージ
ホワイトセージは、ネイティブアメリカンの一部文化において儀礼や浄化に使われてきた植物として知られています。
現在では、葉をいぶして煙を空間に流し、場を浄化する方法としてスピリチュアル分野でも広く使われています。
火を使用するため、換気や火災には十分注意してください。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
セラピスベイ
オーラソーマの「セラピスベイ クイントエッセンス」は、空間やオーラの浄化を目的として利用する人がいます。
薄めてスプレーするなどの使い方が紹介されています。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
酒・アルコール類を使った浄化

illust ACより
昔から酒は、神事や祭祀とも深く関係してきました。
霊能者の中にも、塩と酒を補助的なお清めに使う人がいます。
ただし、「アルコールだから霊が消える」という科学的根拠があるわけではありません。
宗教的・象徴的な浄化方法として理解する方がよいでしょう。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
日本酒風呂
日本酒をお風呂へ入れて入浴する方法が、セルフ浄化として紹介されることがあります。
日本酒だけを使う方法と、日本酒に塩を組み合わせる方法があります。
昔から紹介されてきた一例では、粗塩を手で2つかみ、日本酒を1合程度入れるという方法があります。
ただし肌への刺激や設備への影響には注意してください。
塩や酒を入れた場合は、風呂釜を傷める可能性があるため、使用している給湯設備の説明書を確認してください。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
経・祝詞・真言による浄化

illust ACより
経や祝詞について、私は唱える言葉そのものだけでなく、それを行う人の理解や信仰、経験によって意味合いが大きく変わると考えています。
例えばゲームに例えるなら、同じ呪文を唱えていても、使う人のレベルによって全く違うように感じる、というイメージです。
これは客観的な「除霊威力」を測定できるという意味ではなく、宗教的実践では、単に音だけを真似することと、意味や背景を理解して長年行うことには違いがある、という話です。
また、「お経や祝詞を唱えると霊を呼び寄せてしまう」という不安を持つ人もいます。
少なくとも、大祓詞、南無妙法蓮華経、般若心経などは、一般に降霊を目的としたものではありません。
ただ、意味を全く知らず、恐怖心だけで延々と唱えるよりも、何を唱えているのか理解したうえで行う方がよいと思います。
大祓詞
大祓詞とは、神道の祭祀に用いられる代表的な祝詞の一つです。
かなりざっくり説明すると、
「日本の国土や人間社会の中で生じる罪や穢れを、祓いを司る神々によってどのように祓い清めるのか」
という内容が語られます。
そして、その罪穢れを祓う祓戸大神に、祓い清めてもらうという構造です。
神道の祝詞には、神様の由来や功績を述べ、お供えをし、そのうえで願いを申し上げるという形が多く見られます。
テレビ番組などで知られた陰陽師・石田千尋氏(胸形千尋)が悪霊払いで祝詞を使っていたこともありました。
また古神道で知られる「布瑠の言」などを組み合わせる例もあります。
ニャンドロメダ私見:唱える人の理解・経験によって感じ方が大きく変わる
南無妙法蓮華経
「南無」は、古代インドのサンスクリット語「ナマス」や「ナモー」に由来するとされ、「帰依する」という意味で説明されます。
つまり、南無妙法蓮華経という言葉は、ざっくりいえば「妙法蓮華経を敬い、帰依します」という意味になります。
単純な「悪霊退治の呪文」ではなく、信仰と帰依を表す宗教的な言葉です。
ニャンドロメダ私見:唱える人の信仰・理解によって意味合いが大きく変わる
般若心経
般若心経は、仏教経典の中でも非常に短い経典として知られ、複数の宗派で読誦されています。
般若心経について、ものすごく砕いて私なりに説明すると、だいたいこんな話だと思っています。
私は、自分が存在するとはどういうことなのかを考え抜いた。
そして、自分という固定された存在は、本当はないのではないかと気づいた。
人間も、細胞や水分やさまざまな物質の集合。
機械も部品の集合。
社会も人の集合。
私たちは、その集合体に名前をつけて「それが存在する」と認識している。
でも、それは固定されたものではなく、常に変化している。
これを「空」と考える。
例えば米を食べれば、それは身体のエネルギーになり、血肉になり、やがて別の形になる。
つまり、何かが完全になくなるというより、形を変え続けている。
自分自身も同じ。
「私」という固定されたものではなく、絶えず変化している。
見えるもの、聞こえるもの、匂い、味、感情も、私たちが認識している世界。
人は、それを「苦しい」と捉えることで苦しむ。
すべては固定されていない。
このことを理解することで、苦しみの見え方が変わる。
かなり意訳していますが、私自身はこのようなものとして理解しています。
般若心経は本来、除霊専用の経典ではありません。
むしろ、世界や自己の捉え方そのものを変える経典です。
その意味を理解して唱えることが、精神的な安定につながる人はいると思います。
ニャンドロメダ私見:唱える人の理解・経験によって感じ方が大きく変わる
真言
真言には、神仏への帰依や、その神仏を表す言葉を唱えるものがあります。
除霊・浄化についてよく紹介されるものの一つが「光明真言」です。
「オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン」
一般には、不空大日如来の光明を表す真言として説明されます。
真言宗では、真言そのものを唱えることにも宗教的な意味があると考えられています。
ただし、これも単なる「悪霊退治の言葉」として切り離すより、本来の仏教的背景も含めて理解する方がよいでしょう。
ニャンドロメダ私見:唱える人の信仰・経験によって意味合いが大きく変わる
塩を使った浄化

illust ACより
塩が清めに用いられる理由として、日本では『古事記』の禊の話がよく挙げられます。
黄泉の国から戻ったイザナギノミコトが、水で身を清めたという神話です。
神社での清め、葬儀後の清め塩、相撲の土俵でまく塩など、日本文化の中では「塩=清め」というイメージが非常に強くあります。
ニャンドロメダ私見:日常的な浄化としては弱
塩を持ち歩く
沖縄では塩を「マース」と呼び、マース袋と呼ばれる小袋に入れて厄除けとして持ち歩く風習があります。
また、霊的な違和感を感じた際に塩を使うという民間伝承もあります。
こうした方法は、文化的なお守り・厄除けとして見ると分かりやすいでしょう。
ニャンドロメダ私見:浄化・厄除けとしては弱
塩風呂・バスソルト
塩風呂も、セルフ浄化としてよく紹介される方法です。
手のひら一杯程度の塩を入れる方法などがあります。
ただし肌に合わない場合もありますし、浴槽や給湯設備によっては使用できないことがあります。
使用前に設備の説明書を確認してください。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
掃除・消臭による除霊という考え方
ここから少し面白くなります。
ネット上では、掃除道具や消臭剤、さらには殺虫剤まで「除霊に効く」と語られてきました。
私は、この辺りは文字どおり霊を攻撃していると考えるより、部屋を清潔にして、臭い・湿気・暗さ・散らかりを減らすことで、その場所にいる人の感覚が変わるという視点もかなり大きいと思っています。
バルサン
バルサンで除霊できるという話は、ネット上で昔から語られています。
もちろん本来の目的は害虫駆除です。
ただ、バルサンを使用するためには、部屋を片づける、使用後に換気する、掃除するという作業が必要になります。
結果として部屋がきれいになり、空気も入れ替わります。
そう考えると、「バルサンそのものが霊を退治する」というより、環境を一度リセットする一連の作業に意味があるのかもしれません。
ニャンドロメダ私見:除霊というより環境改善
ファブリーズ
「ファブリーズで除霊できる」という話は、ネットスピリチュアルの中でもかなり有名です。
この話が広がるきっかけの一つとして、ホラーゲーム『零~紅い蝶~』の開発に関係した怪談が語られています。
ゲーム制作中に霊的な出来事が起こり、スタッフが「霊で悩んでいる人は部屋にファブリーズしてみることをおすすめします」といった趣旨の書き込みをした、という話がネット上で広まりました。
その後、この話にはさまざまな説が付け加えられていきます。
例えば、
「ファブリーズに使われるトウモロコシ由来成分と、アステカ神話のトウモロコシ神センテオトルが関係している」
「シクロデキストリンの分子構造が魔法陣のように見える」
などです。
この辺りまで来ると、科学というより完全にネット民俗の世界です。
ただ、ファブリーズを使えば臭いが減り、部屋を換気したり掃除したりするきっかけになります。
そうした意味で、部屋の印象が変わることはあるでしょう。
ニャンドロメダ私見:霊への効果は不明。消臭・環境改善としては有用
リセッシュ
ファブリーズ除霊説が有名になったことで、「ではリセッシュはどうなのか?」という話も出てきました。
リセッシュには緑茶由来成分などを使った商品があります。
昔から「出かける前にお茶を飲むと災難逃れになる」といった言い伝えもありますし、緑茶成分には消臭目的で使われるものもあります。
ただし、これも霊的効果が確認されているという話ではありません。
ニャンドロメダ私見:消臭・環境改善として考える
センテオトルとトウモロコシ
センテオトル、あるいはシンテオトル(Cinteotl)は、アステカ神話に登場するトウモロコシと関係する神として知られます。
ネット上では、この神とファブリーズ除霊説が結びつけられることがあります。
一方、日本でも金沢などでは乾燥したトウモロコシを軒先に飾る「門守」と呼ばれる風習があります。
ふさふさした毛を「儲け」や厄除けにつなげて考える民間信仰です。
文化的に見ると、まったく違う地域でトウモロコシに象徴的な意味が与えられているのは面白いところです。
ニャンドロメダ私見:民俗・象徴として面白いが、除霊効果は確認不能
重曹
重曹を塩と同じように浄化へ使うという話もあります。
重曹風呂なども紹介されていますが、霊的な効果が確認されているわけではありません。
掃除や消臭、入浴による気分転換という現実的な効果と分けて考える方がよいでしょう。
浴槽や給湯設備によっては使用できない場合があります。
ニャンドロメダ私見:環境・気分の浄化としては弱
掃除機
「霊は掃除機をすり抜けるから意味がない」という冗談のような話もあります。
しかし、掃除そのものはかなり重要だと思います。
部屋のホコリ、ゴミ、湿気、臭いを減らすだけで、居心地はかなり変わります。
特に部屋の隅はホコリがたまりやすいため、真ん中だけではなく隅まで掃除することをおすすめします。
ニャンドロメダ私見:霊への直接効果ではなく、環境改善としておすすめ
酢
お風呂に酢を入れて浄化するという方法も紹介されてきました。
京都の霊能力者・皆本幹雄氏が著書で紹介したとされる方法です。
酢には生活上の消臭・清掃などに使われる性質がありますが、霊的な効果とは分けて考えた方がよいでしょう。
肌への刺激には注意してください。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
音を使った浄化
大きな音や高い音によって、魔や邪を祓うという考え方は世界各地にあります。
祭りの太鼓、鐘、鈴、爆竹なども、宗教・民俗的には「音で場を変える」役割を持つことがあります。
音叉
音叉の振動を使って空間や身体を浄化するとする考え方があります。
スピリチュアル分野では4096Hzの音叉が「天使の扉を開く音」などと紹介されることがあります。
ヒーラーやヨガを行う人が、オーラ・チャクラ・空間の浄化目的として使う場合もあります。
ニャンドロメダ私見:霊的効果は不明。気分や空間を切り替える道具としては面白い
柏手・手をたたく
神社で柏手を打つように、手を打つ音によって場を切り替えるという考え方があります。
部屋の中で手を叩き、音が鈍く感じる場所を何度か叩くとよい、と紹介されることもあります。
客観的な除霊方法というより、音によって自分の意識や空間の雰囲気を切り替える方法として考える方がよいでしょう。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
963Hz
963Hzは、スピリチュアル分野で「高次元とつながる周波数」などと紹介されることがあります。
ただし、特定周波数に除霊効果があることが科学的に確認されているわけではありません。
音楽や音としてリラックスできるなら利用する、くらいでよいでしょう。
ニャンドロメダ私見:霊的効果は確認不能
指パッチン
指を鳴らす行為は、仏教で「弾指(だんし・だんじ)」と呼ばれます。
許諾、歓喜、警告、入室の合図など、さまざまな意味で使われてきました。
禅宗では特定の場面で弾指を行う作法もあります。
縁起直しや魔除けの所作として語られることもあります。
ちなみに指パッチンで有名だったコメディアンのポール牧氏は、実家が曹洞宗寺院で、自身も元僧侶でした。
彼の芸と弾指の宗教的意味が直接関係していたかは分かりませんが、個人的には面白い偶然だと思っています。
ニャンドロメダ私見:浄化としては弱
爆竹
中国などでは、正月や祝い事で爆竹を鳴らす文化があります。
大きな音によって邪悪なものを追い払うという考え方とも結びついています。
中国の怪物「山魈(さんしょう)」が大きな音を嫌うという説話と結びつけて説明されることもあります。
もちろん、日本で個人が除霊目的に爆竹を使うことをおすすめしているわけではありません。
火災・騒音・法令上の問題があります。
ニャンドロメダ私見:民俗として面白いが実践はおすすめしない
その他の除霊説と注意したい方法
セックス・エッチ・性的行為で除霊できるという説
ネットや一部のスピリチュアル分野では、セックスや性的行為によって除霊できるという説があります。
その論理は、
「性は生命エネルギーに直結する」
「死者である霊と、生を象徴する性は反対の性質を持つ」
「陽の気によって陰の気を祓う」
といったものです。
ただ、私はこの方法にはかなり慎重です。
特に、自称霊能力者から「除霊するために性行為が必要」と言われた場合は、まず断ってください。
霊的な説明を使って、不安な人に性的関係を迫るケースは、除霊とは別の問題です。
相談者と施術者という立場の差を利用した性的搾取につながる可能性があります。
本当に霊的な理由なのかどうかを、その場で相談者が確認することもできません。
「これをしないと霊が取れない」
「身体を使って浄化しないと危険」
などと言われても、応じる必要はありません。
その場を離れ、信頼できる人や別の相談先へ確認してください。
性には「陽」と「陰」の両面があるのではないか
一方で、性そのものをすべて悪いものだとも思っていません。
昔から性は生命力や繁栄と結びついてきました。
お互いに愛情があり、本人たちが納得している関係なら、精神的に満たされ、前向きな気持ちになることはあるでしょう。
逆に、後ろめたさ、恐怖、強い後悔などが残る行為なら、精神的にマイナスになることもあります。
例えば古いラブホテルには霊が集まりやすい、という怪談があります。
こうした話では、場所そのものよりも、後ろめたい感情、執着、嫉妬などの「念」が蓄積するからだ、と説明されることがあります。
私はこの話を聞いて、性行為そのものが陽か陰かではなく、その行為にどのような感情が伴っているのかの方が重要なのではないかと考えました。
個人的には、
お互いに愛し合い、納得している関係ならプラスになり得る。
恐怖、強制、罪悪感、後悔が伴うならマイナスになり得る。
くらいに考えるのが妥当だと思っています。
ただし、これはあくまで私自身の考えです。
除霊を理由に性行為を求めることを正当化するものではありません。
ニャンドロメダ私見:除霊法としてはおすすめしない
結局、自分でできる除霊はどこまでなのか
ここまで、かなり多くの方法を紹介しました。
塩、酒、お香、祝詞、経、掃除、音、ファブリーズ、バルサンまであります。
ただ、これらを全部試せば強力になる、という話ではありません。
私自身は、一般の人が自分で行う場合、
部屋を掃除する。
換気する。
入浴する。
よく眠る。
自分が信仰している宗教や神社・寺院があるなら祈る。
という、かなり普通のところから始めるのがよいと思っています。
これだけでも、邪気・衰気・殺気と呼ばれてきた状態のかなりの部分は改善するかもしれません。
それでも、強い不安や体調不良、幻覚・幻聴のようなもの、生活に支障が出る状態が続いている場合は、セルフ除霊だけを繰り返さないでください。
まず医療など現実的な原因を確認する。
そのうえで霊的な相談もしたいなら、神社・寺院・信頼できる霊能力者など、自分に合う相談先を検討してください。
まとめ|除霊という言葉の中には、かなり違うものが入っている
ひとことで「除霊」と言っても、実際にはかなり違うものが一緒にされています。
神社のお祓い。
お寺の祈祷。
霊能力者による除霊。
塩や酒、お香による浄化。
掃除や換気。
祝詞や読経。
そしてネット文化の中から生まれたファブリーズやバルサンの除霊説。
すべてを同じものとして考える必要はありません。
私は、セルフで行うものの多くは、「霊を直接取り除く」というより、自分や場所を整える浄化と考える方が分かりやすいと思っています。
一方で、本当に霊的な問題なのか判断できない場合は、最初から「絶対に霊がいる」と決めつけないことも大切です。
現実的な原因を確認する。
必要なら神社や寺院へ行く。
さらに霊的な状態そのものを相談したいなら、信頼できる霊能力者に相談する。
このように段階を分けて考えると、必要以上に怖がらずに済むと思います。
参考文献
小野清秀(1935)『加持祈祷秘密大全』大文館
神社本庁教学研究所(1997)『神道のしきたりと心得』池田書店
豊島泰国(1998)『日本呪術全集』原書房
小松和彦(1994)『憑霊信仰論』講談社
李家幽竹(2006)『おそうじ風水』日本実業出版社
渡辺佳子(2010)『経絡リンパマッサージ』高橋書店
田中博、中村丁次、根本幸夫、松下嘉一、矢沢知海、山ノ内慎一、梁哲宗(1993)『食べて治す医学大事典』主婦と生活社
小林祥晃(2002)『Dr.コパ厄落とし・厄祓い大事典: あなたの運を生かしきる』実業之日本社
村上大輔(年不明)「チベットの『龍神』ル(klu)の信仰について」
小川学夫(年不明)「奄美における伝承的呪詞の表現形態」
J-CASTニュース(2013)
セルフで十分なのか、神社やお寺がよいのか、それとも霊的な状態そのものを見てもらうべきなのかは、状況によって変わります。
強い不安が続く場合は、一つの方法だけを繰り返さず、複数の角度から確認してください。


コメント
生霊らしきものに憑かれたらしく、紹介されている先生にみてもらいました。ペットを飼っていて調子が悪いことなども伝えていないのに、あてられました。
お祓いをしてもらったところ、とっても肩が軽くなって、すっきりしました。
面白かったのが、それからなぜか、くじ運がよくなったことです。
そういえば昔はくじ運がよかったのに、調子悪くなってからくじ運が悪くなっていた気がします。
霊のお祓いをしたいただきました。するとあんなに頻繁におきていた肩こりと目の奥の痛みがびっくりするぐらいスッキリしました。あれも霊症だったのかもしれません。
心霊スポットにいってから体調がわるく、いい霊能者さんを探していました。知人が霊のお祓いで30万円請求されたときき、怖かったですが、良心的なところを紹介されてくださりたすかりました
こんにちは。こちらのサイトに出会ってから、ニャンドロメダさんのファンになりました。
霊系のサイトはごちゃごちゃしたところが多く、わかりにくいですが、こちらのサイトはとても整理されており、スッキリした気持ちで過ごしております。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます、除霊してもらいおかげさまでスッキリしました。なんか全然ちがいますね。