心霊スポット——その名を聞くだけで背筋が寒くなる場所。興味本位で訪れた結果、予想もしなかった恐怖体験をしてしまった人も少なくありません。
この記事では、実際に心霊スポットで不思議な体験をした方のエピソードと、その後の霊的な対処によって問題が解決した経緯をご紹介します。
1. 廃トンネルでの異変と“お祓い”の効果
体験者:20代男性/大学生
エピソード:
「友人3人と心霊スポットとして有名な廃トンネルに行きました。中は静まり返っていて何も起きなかった…はずなのに、帰宅後から異変が。夜中に何度も金縛り、鏡に黒い影が映る、そして誰かが部屋を歩く音。
怖くなって霊能者に相談したところ、『霊がついているというより、場の残留思念を強く受けた状態』と言われ、簡単なお祓いと塩風呂のアドバイスを受けました。3日後、嘘のように現象はおさまりました。」
2. トイレで聞こえた「声」の正体
体験者:30代女性/看護師
エピソード:
「深夜のドライブ中、友人と山中の旧旅館跡地に立ち寄りました。そこにあった公衆トイレを使用中、はっきりと『……だれ?』という女性の声。もちろん誰もいません。
その夜から数日間、寝ているときに“名前を呼ばれる”ような幻聴が続き、精神的にも疲れ果てていきました。電話占いで霊感の強い先生に相談したところ、『自分の波動が落ちていたことで低い霊が引き寄せられた』とのこと。盛り塩、白い服を着る、言葉遣いに気をつけるようアドバイスされ、自然と現象は収まりました。」
3. 写真に写った“誰もいないはずの顔”
体験者:高校生グループ(当時)
エピソード:
「肝試しで心霊トンネルを訪れ、記念に撮った集合写真。後日見返すと、5人のはずが6人目の“顔”が…しかも誰とも似ていない。
軽いノリでSNSにアップしたところ、メンバーの1人が突然高熱を出し、意味不明な言動を取るようになってしまいました。慌ててその写真を削除し、地元の神社で“写真供養”と厄払いをしてもらったことで症状が改善。『霊を笑いのネタにしてはいけない』と痛感した出来事です。」
4. “連れて帰ってしまった”話
体験者:40代男性/トラック運転手
エピソード:
「仕事の合間に、夜中に有名な心霊スポットの廃神社へ立ち寄ったのが始まり。帰宅後から、飼い犬が異様に吠え続け、部屋中が異常に寒くなるなどの現象が続きました。
霊感のある知人に相談したところ、『何かを連れてきてしまっている』と。塩と日本酒を使った簡易的な“お清めセット”を教えてもらい、玄関と寝室を中心に実施。翌日から犬の様子も元に戻り、自分自身も体調が回復しました。」
心霊スポットでの霊的トラブルを防ぐための基本対策
- 軽い気持ちで行かない(特に笑い目的や挑発行動)
- 訪れたら必ず「帰るときに挨拶する」(礼儀を忘れずに)
- 天然塩を携帯する(帰宅後の塩風呂も有効)
- 不調を感じたらすぐに相談・浄化を
まとめ:霊的なトラブルは“無知”から起こる
心霊スポットでの恐怖体験は、ただの怖い話で終わらないことがあります。エネルギーの強い場所には、それ相応の敬意や対処が必要です。
不思議な現象に遭遇した時、それを単なる偶然とせず、心と環境を整える意識を持つことで、深刻な霊的トラブルを未然に防ぐことができます。
「怖いもの見たさ」が引き寄せるのは、時に“本物”です。好奇心の前に、知識と対策を持って臨むことを忘れずに。