
そこで、ひとりかくれんぼにはどんな危険性があるのでしょうか?
という質問をいただき、以前から「面白半分ではやらない方がいい」と注意喚起してきました。
ここでは、なぜ危険だと考えるのかと、実際に行ったという方から寄せられた体験談を掲載します。
なお、この記事では再現を目的とした詳しい実行手順は紹介しません。ひとりかくれんぼには、自分の身体を傷つける行為、刃物、火気、水場、暗所への長時間の滞在など、霊的な意味を考えなくても現実的な危険につながる要素が含まれます。
ひとりかくれんぼってどんな危険性があるの?
ひとりかくれんぼについて、私は以前から「自分自身を対象にした呪術のような構造にも見える」と考えてきました。霊能力者である私の師匠も、似た見方をしていました。
これはあくまでスピリチュアル・呪術的な解釈であり、実際に霊や呪いが発生することを客観的に証明するものではありません。
ただし、霊的な部分を除いても、恐怖を強く意識した状態で暗い部屋に一人で長時間いることや、刃物などを使うこと自体に危険があります。
ひとりかくれんぼの概要
「ひとりかくれんぼ」は、ぬいぐるみなどを使い、自分自身との結びつきを意識させる物を加え、名前をつけたうえで「鬼ごっこ」のような形式を取るものとしてインターネット上で広まりました。
その過程には身体を傷つけたり、刃物を使ったりする形で紹介されるものもありますが、危険なので実際に再現しないでください。
ひとりかくれんぼと、呪いの藁人形の類似性
日本では、藁人形を用いる呪術について、対象となる人物を象徴する物と、その人物に関係する物を結びつけるという話が古くから知られています。
ひとりかくれんぼにも、「人形に本人とのつながりを持たせる」「人形に何らかの行為を加える」という構造があります。
そのため、スピリチュアルな視点では、両者には次のような類似性があると私は考えています。
藁人形=対象を象徴する人形
ひとりかくれんぼ=自分自身を象徴させたぬいぐるみ
さらに、象徴となる人形に対して攻撃的な行為を行う、という点も似ています。
このことから、私は「自分自身を対象にした呪術のような形になっているのではないか」と考えてきました。
ただし、これはあくまで呪術的な象徴を重ねた解釈です。こうした行為によって実際に呪いが成立することが確認されているわけではありません。
ひとりかくれんぼのガチでやばかった体験談
実際にひとりかくれんぼをしたという方に、当時の体験を書いてもらいました。
ちょっと怖くなりながら風呂場に行くと、ぬいぐるみはありませんでした。
幽霊なんて信じていなかったのですが、映画にもなった「ひとりかくれんぼ」をやってみました。
しかも、やり方をきちんと確認したわけではなく、うろ覚えの状態でした。
準備をしてから、ぬいぐるみを風呂場に置き、自分は押入れの中に入りました。
スマホでゲームをやっていましたが、何も起こりません。
部屋は真っ暗で、テレビだけをつけていました。
押入れに入って待っていても何も起こりません。
無理な姿勢で押入れにいたので体も痛くなり、30分ほど経って何も起こらなかったため、もういいだろうと思って外へ出ることにしました。
ところが、押入れの引き戸が内側からなかなか開きません。
「あれ?」と思って力を入れると、ふすまがガタガタと動いて音がして、驚きました。
そして、本人には押入れの外から小さな男の子の声で「一緒に遊ぼうよ、退屈だよ」と聞こえたといいます。
押入れの戸が開き、外へ出ると、さっきまで番組を流していたテレビの画面も普段とは違って見えました。
怖くなりながら風呂場へ行くと、置いたはずのぬいぐるみが見当たりません。
さらに本人には、どこからともなく「一緒に遊ぼうよ」という声が、頭の中に直接響くように感じられたそうです。
恐怖が強くなり、その後の記憶が曖昧になり、気がついたときには朝になっていたといいます。
部屋全体を確認しましたが、ぬいぐるみはすぐには見つからなかったとのことでした。
これは本人から寄せられた体験談であり、書かれている出来事が霊的な現象だったと確認できるものではありません。
暗所で強い恐怖を感じている状態、飲酒、睡眠不足、長時間の緊張などが重なると、音や視覚を普段とは違って感じたり、意識が曖昧になったりすることもあります。
ひとりかくれんぼをするとどうなるのか?
スピリチュアルな視点から見ると、ひとりかくれんぼには「本人を象徴する人形を作り、その人形に攻撃的な行為を加える」という構造があります。
そのため、私は以前から、呪いの藁人形に似た象徴構造を持っているのではないかと考えています。
また、赤い糸や名前をつけるといった行為にも、昔から「結びつき」や「対象を定める」という象徴的な意味を見出す考え方があります。
こうした要素を重ねることで、本人が「このぬいぐるみは自分の分身だ」と強く意識する状態になる可能性があります。
その状態で暗い部屋に一人で隠れ、「何かが来るかもしれない」と待ち続ければ、恐怖や暗示が非常に強くなることも考えられます。
つまり、霊的な現象が実在するかどうかとは別に、心理的にはかなり危険な条件がそろっています。
また、「途中でやめれば大丈夫」「最後に特定のことをすれば必ず安全」といったネット上の説明についても、保証できるものではありません。
塩などの浄化法も、スピリチュアルな習慣として使われることはありますが、それだけであらゆる霊的問題を解決できると断定することはできません。
すでに試してしまった人も、「決められた終わらせ方ができなかったから取り返しがつかない」と思い込む必要はありません。
まず刃物や火気など危険物を片づけ、部屋を明るくし、換気をして、十分に休んでください。怖さが強い場合は、一人にならず、家族や信頼できる人と一緒に過ごす方が安心です。
不眠、強い恐怖、聞こえないはずの声が繰り返し聞こえる、日常生活に支障が出るほどの不安などが続く場合は、「霊障だから」と決めつけず、医療機関などへの相談も検討してください。
そのうえで、宗教的・スピリチュアルな意味でも区切りをつけたい場合は、信頼できる寺社などへ相談する方法もあります。
違和感が気のせいなのか、強い恐怖や不安の影響なのか、自分では判断しにくいことがあります。
夜になると怖くなる。部屋の空気が気になる。嫌な夢や不調が続く。
そうした状態が長引くほど、不安そのものが強くなってしまうこともあります。
体験談や噂だけで霊的な原因と断定することはできません。
まず安全な環境に戻り、睡眠や体調を整え、それでも霊的な意味が気になる場合に相談を検討すると、落ち着いて状況を整理しやすくなります。

