
新年度をむかえて、よく相談いただくのが、
「新居に引越ししてから調子が悪くなったのは霊のしわざなのか?」
「なにか解決策はないのか?」
という質問です。
ニーズが多いようなので、私自身が霊能者として相談を受けてきた経験もふまえて、お答えしておきます。
ただし、引っ越し後の不調は、霊的なものだけで起きるわけではありません。
睡眠環境、騒音、湿気、カビ、日当たり、生活リズム、通勤時間、人間関係など、新居へ移ったことで一気に変わるものはたくさんあります。
ですから、最初から「霊のしわざ」と決めるのではなく、霊的な可能性も含めて原因を切り分けるという考え方が大切です。
霊のしわざかどうか判断するテスト
当サイトには「憑依と霊障 霊に取り憑かれた時の根本的解決法」というページがあります。
以前、私はそこで次のような「憑依・霊症チェックテスト」を紹介していました。
憑依・霊症チェックテスト
□右肩もしくは左肩が痛い、重い
□頭痛がする
□吐き気がする
□よく眠気に襲われる
□耳鳴りがよくする
□ニキビなど肌のトラブルが多い
□クマが目立つ
□身体がむくんでいる
□最近太った
□不幸なことが連続する
□運気が下がる
□食べ物の趣向がかわった
□ジャンクフードなどをよく食べる
□お酒やタバコ、甘いものをよくとる
□貯金がなかなかできない
□ギャンブルをよくしている
□難しい恋愛・不倫などをしている
□昔とは違う行動をしがち
□オカルトや心霊現象に興味がある
□世の中が悪いと思っている
□怒りっぽく、悲しみやすい
□目が死んだ魚の目をしている
□怪我や病気の治りが悪い
□イライラしたり、情緒が不安定だ
□憂鬱で元気がでない
□突然周りが驚くほどテンションが高くなる
以前は、このうち15個以上当てはまる場合は霊症を疑ってもよいのではないか、と私は考えていました。
ただし、これは医学的・心理学的に検証された診断テストではなく、私自身が霊的な相談を受ける中で作った経験則的な目安です。
実際、この中には睡眠不足、ストレス、生活習慣、体調不良などでも起こるものがたくさん含まれています。
ですから、当てはまる項目が多いからといって、「霊に憑かれている」と判断しないでください。
むしろ、
引っ越し前にはなかった変化が、引っ越し後にどれくらい増えたのか。
家を離れると楽になるのか。
家族にも似た変化が起きているのか。
というところを見る方が参考になります。
まず新居そのものを確認する
引っ越し後に調子が悪くなった場合は、霊的なことを考える前に、家そのものを確認してください。
例えば、
- 以前より眠れていない
- 寝室が暑い・寒い
- 湿気やカビがある
- 周囲の騒音がある
- 日当たりが悪い
- 換気しにくい
- 通勤・通学時間が大きく変わった
- 引っ越し作業そのものの疲労が残っている
ということがあります。
引っ越しは、思っている以上に身体と頭へ負担がかかります。
住所が変わるだけではなく、毎日の動線、寝る場所、音、光、人間関係まで変わるからです。
家を離れると調子が戻るか見てみる
ひとつの目安になるのが、家を離れたときにどうなるかです。
新居にいると頭が重い。
外へ出ると少し楽になる。
旅行や実家へ行くとよく眠れる。
また新居へ戻ると違和感が出る。
こうした傾向があるなら、「家に何か原因がある」というところまでは考えられます。
ただし、それが霊的な原因だとは限りません。
空気、湿度、騒音、光、臭いなども含めて確認してください。
引っ越してから始まった出来事を整理する
私が相談を受ける場合も、まず「いつから始まったのか」を聞きます。
例えば、
引っ越した初日からなのか。
古い家具を持ち込んでからなのか。
特定の部屋を使い始めてからなのか。
近所とのトラブルが起きてからなのか。
家族の誰かが体調を崩してからなのか。
こうして時系列を並べると、原因が見えてくる場合があります。
霊のしわざは少ないが……相談したくなる理由
実際に、
「これは霊のしわざなんじゃないですか?」
と不安になって相談に来られる方は多くいます。
私自身の経験では、その中で「これは霊的な影響があるかもしれない」と感じるケースは、それほど多くありません。
以前は、感覚的に、
多いときで3人に1人、少ないときで10人に1人くらい
と表現していました。
これも統計データではなく、あくまで私自身の相談経験からくる感覚です。
つまり、私のところへ「霊かもしれない」と相談に来た人でさえ、霊以外の問題だと感じるケースの方が多かったわけです。
ここはかなり重要だと思っています。
霊だと思っていたら、人間関係が原因だったこともある
霊能者による相談というと、「霊がいるか、いないかだけを見る」というイメージを持っている方もいます。
しかし、私が相談を受ける場合は、その人が現在抱えている問題全体を見ます。
例えば、
「引っ越してから何もかもうまくいかない。霊だと思う」
という相談でも、話を聞いていくと、実際には人間関係の誤解が根本にあることがあります。
私自身、
「これは霊じゃなくて、この人の考え方や人間関係のすれ違いが大きいな」
と感じた場合は、そう伝えてきました。
すると、
「そういうことだったのか!」
とスッキリして帰られる方もいました。
私は、この部分こそ霊的な相談の面白いところだと思っています。
霊の相談をしに行ったのに、別の問題が見つかって解決する。
そういうこともあります。
私自身も、師匠に見てもらったことがきっかけだった
私も霊能者として活動を始める前、師匠に出会って鑑定してもらったことがあります。
そのとき、
「なんでこんなに問題が分かるんだろう?」
と驚きました。
そこで師匠から、
「君にも見えるよ」
と言われたことが、今の私につながる一つのきっかけになりました。
だから私は、霊能者というものを、必ずしも「怖い霊を祓う人」というイメージだけで考えていません。
私自身は、
「なんかすごく話が分かる占い師」
「すご腕のカウンセラーみたいな人」
「必要なら霊的なことについても見てくれる人」
くらいの軽い感覚で利用してもいいと思っています。
霊的な相談をするなら「除霊ありき」にしない
以前の記事では、電話鑑定とお祓いをセットにして相談する方法をかなり強くおすすめしていました。
現在は、もう少し慎重に考えた方がよいと思っています。
重要なのは、
「霊がいる前提」で相談しないこと。
です。
例えば、
「新居へ引っ越してからこういう変化があります」
「自分では霊的な原因も気になっています」
「ただ、別の原因かもしれないので、その点も含めて見てほしいです」
という形で相談すればよいでしょう。
そこで、
「霊ではないと思う」
「まず生活環境を確認した方がいい」
と普通に言える相手なら、それも一つの判断材料になります。
料金だけで相談先を決めない
以前は、電話鑑定なら鑑定時間によって料金が決まり、数千円から1万円程度で済むケースがある、と紹介していました。
ただし、現在はサービスや料金体系が変わっている可能性があります。
実際に利用する場合は、
- 1分あたりの料金
- 除霊が別料金なのか
- 追加費用があるのか
- 何分くらいかかるのか
- 初回特典が現在もあるのか
などを公式情報で確認してください。
また、安いから安心、高いから強力というものでもありません。
除霊が必要だと思った場合
新居の環境を確認し、生活面も見直し、それでも霊的な問題として相談したい場合は、除霊やお祓いという選択肢があります。
自分で行う浄化。
神社のお祓い。
お寺の祈祷。
霊能力者による相談。
方法はいくつかあります。
行動がおかしいほどの変化がある場合
以前の私は、憑依されて行動がおかしいレベルまでいっている場合は、沖縄のユタのような霊能力者に見てもらう方法を紹介していました。
今も霊的な相談先の一つとしてユタを調べることはできます。
ただし、本人の行動が急激に変わった、会話が成り立たない、極端な不眠や興奮がある、日常生活に大きな支障が出ている場合は、霊的な相談だけに限定しないでください。
必要に応じて医療など現実的な専門家にも相談し、安全を優先してください。
新居で不調が続く場合の確認順序
私なら、次の順番で確認します。
1.引っ越し前と後で何が変わったか書き出す
↓
2.睡眠・騒音・湿気・カビ・日当たりなど住環境を確認する
↓
3.家を離れたときに症状や違和感が変わるかを見る
↓
4.いつから、どの部屋で、誰に起きているのか確認する
↓
5.掃除・換気など、自分でできることを試す
↓
6.それでも原因が分からず、霊的な視点でも確認したいなら相談する
このくらいの順番で十分です。
いきなり「この家には何かいる」と決めてしまうより、結果的に原因へ早くたどり着けることがあります。
まとめ|新居の不調=霊とは限らない
新居へ引っ越してから調子が悪くなると、「この家に何かあるのでは?」と考えるのは自然です。
私自身も霊的な相談を数多く受けてきました。
ただ、その経験から言っても、霊だと思って相談に来た人の全員が、霊的な問題だったわけではありません。
むしろ、人間関係、生活環境、疲れなど、別の原因が見つかることも多くありました。
だからこそ、
まず現実的な原因を確認する。
それでも分からない部分だけ、霊的な可能性を考える。
この順番でいいと思います。
そして、霊的な相談を利用する場合も、
「霊を祓ってください」
と最初から答えを決めるのではなく、
「何が原因なのか一緒に整理してください」
くらいの感覚で相談する方が、思わぬところから問題が解決することもあります。
引っ越し後の不調は、環境変化やストレスが原因の場合もあります。
原因不明の違和感が続く。
家族まで同じような不調を感じている。
現実的な原因を確認しても説明しにくい。
このような場合は、一つの原因に決めつけず、状況を整理しながら相談先を選んでください。

